新英国首相のトラス首相の経歴は?英国はこれからどう変わる?

雑記的なもの

日本時間の5日夜に英国でジョンソン首相の後任を選ぶ、党首選挙の結果が発表され、トラス外相が選出されました、6日にエリザベス女王の謁見後、首相に就任することになります。
残念なことにエリザベス女王がその2日後崩御されてしまいましたね。
そして、そのエリザベス女王が最後に任命した首相となりました。
エリザベス女王に対して、哀悼の意をささげたいと思います。

就任直後に弔辞を述べることになったトラス首相。

トラス外相は約6割の票を獲得し対立するスナク前財務相を破り、サッチャー元首相、メイ元首相に続いて3人目の女性首相となります。

では、新英国首相のトラス首相の経歴は?そして、それによって英国はこれからどう変わる?のか?をまとめてみました。

今回も最後までお読みください。

新英国首相のトラス首相の経歴は?

それではまず新英国首相のトラス首相の経歴からご紹介します。

プロフィール
名前:Elizabeth Mary Truss(エリザベス・メアリートラス
通称 Liz Truss (リズ・トラス)
生年月日:1975年7月26日
出生地:イギリス、オックスフォード
出身校:オックスフォード大学マートン・カレッジ
所属政党:自由民主党(-1996年)→ 保守党
配偶者:ヒュー・オレアリー (2000年結婚)
子女:2人姉妹
兄弟:弟3人

正式にはエリザベス・メアリートラス(メアリー・エリザベス・トラスの表記もあり)って言うのですね、通称リズ・トラスって?どうしてどうなるのか?あちらの名前には馴染めませんね

トラスの父は数学者、母は反核運動に熱心な教師で、左派色の強い労働党支持者と言う家庭で育った。幼少の頃、母に反核デモに連れていかれて政治に興味を持ったという。

政治への興味のきっかけが面白いですね。子供の頃にそんなところへ連れていかれて「退屈」ではなく「興味」をもつとは、素質があったのでしょうかね?

英メディアによると、幼少期は負けず嫌いで、家族と「モノポリー」と言ったボードゲームをしていても、負けそうになるとどこかに行ってしまい、「勝てないリスク」を回避したという。
また、10代を共に過ごした学校の同級生たちは英紙に
「まったく普通の生徒」
「内気」
「猛烈な勉強家」
「スポーツや音楽に夢中になる子ではなかった」
などと語った。
目立つ子ではなく、記憶に残っていないという証言もあった。

負けそうになるとどこかへ居なくなるって…よっぽど嫌なのでしょうね。
それにしても子供っぽくて微笑ましく感じました。

それより、昔の同級生のコメントw
普通は(と言うか日本では)もう少しポジティブなコメントをするのではないでしょうか?
記憶に残ってないって…w
どんだけ大人しかったのでしょうかね?
ま、女子ならそういう子多いですが、それにしてもちょと寂しいコメントです。

それでは、その後の経歴を見てみましょう。

4歳でスコットランドに引っ越し、その後、リーズ北東部の総合学校に通った。
また、カナダにも一年間居住した。
1996年、オックスフォード大学マートンカレッジをPPE(哲学・政治学・経済学)専攻で卒業。
大学卒業後はロイヤル・ダッチ・シェルに入社。
その後、ケーブル・アンド・ワイヤレス(C&W、現在はボーダフォン傘下)に転職し、同社在職中に管理会計士の資格を取得。
2回連続で選挙に敗れた後、2008年からシンクタンクで副局長を務めた。
1998年~2000年までルイシャム・デプトフォード保守協会の会長を務める。
2006年にグリニッジのロンドン特別区の評議員に選出された。
デーヴィッド・キャメロン党首下の保守党で国会議員候補者入を果たす。
2010年保守党政権になり、サウス・ウェスト・ノーフォーク選挙区から庶民院に選出され、国会議員となる。
2012年には教育省の政務次官に任命され、政務職に就いた。
2014年の内閣改造で環境・食糧・農村地域省大臣に選ばれた。
事業仕分けで自分の省を積極的に予算削減し、批判された。

批判されたとは言え、自分の省を積極的に予算削減した…って、早々できることでは無いですね。
これから首相になっても、こういうストイックな政策をしていくのでしょうかね?
非常に興味深いですね。

2016年からのテリーザ・メイ内閣では司法大臣および大法官に任命。
2017年の総選挙後は総務長官に移り、
2019年の党首選挙では立候補の可能性をにおわせていたが、結果的にボリス・ジョンソンの支援に回った。
ジョンソン内閣で国際貿易大臣に就任。
2020年9月、日本と自由貿易協定で合意。
2021年9月15日、第2次ジョンソン内閣で外相に任命。
(保守党政権では初、歴代で2人目の女性外相)
EU担当国務相
2021年12月19日、ジョンソン政権の相次ぐ閣僚辞任で、欧州連合離脱担当相を兼任。
5月17日、対EU通商協定(北アイルランド議定書)を変更する法案を発表。
保守党党首選挙出馬
2022年7月10日、ボリス・ジョンソン首相が辞意表明を受け、保守党党首選挙に出馬。
9月5日、8万1326票を獲得し、6万399票のスナックを下し当選
第71代マーガレット・サッチャー
第76代テリーザ・メイに次ぐイギリス史上3人目の女性首相となった。

こんな感じです。
かなりやり手な感じがしますね。
では、そんなトラス首相になったらどう変わるのでしょうか?

英国はこれからどう変わる?

元々左派の家庭で育ち、学生時代には

イギリスの君主制廃止を訴え「生まれながらの支配者など信じません」と言った発言をしていたようですが、今では過ちだったと話しているそうです。

そして、首相選挙の際には「必要があれば核兵器の発射ボタンを押す」と発言しています。
凄いですよね、日本でもこういう毅然とした総理が出てくれるのでしょうかね?

https://twitter.com/AZmilitary1/status/1562172120888647680

そんなトラス首相になったらどうなるのでしょうか?

今英国が抱える目の前の大きな問題として
・ロシアと西側の対立の激化
・ウクライナでの戦争
・経済危機(特にインフレとエネルギー価格の高騰)
・スコットランドの独立問題
があります。

結論から言うと、基本的にはジョンソン元首相と同じ思想なので、そう大きくは変化は起こらなさそうです。

就任演説でトラス氏は物価高に悩む国民に対し「みんなでこの嵐を乗り切っていける」と宣言した。
これを今後どう実行するかに期待が寄せられているようです。
どこの国もですが、断言して粛々と実行していくリーダーは評価されますよね。
英国の首相のことですが、参考にもなるでしょうから期待してみて行きましょう。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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